年末ジャンボ宝くじが発売、1等・前後賞合わせて7億円は史上最高額タイ

文:日本語校閲サービス【JP-PRO】

年末ジャンボ発売 1等・前後賞合わせ7億円

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1等・前後賞合わせて7億円が当たる「年末ジャンボ宝くじ」が21日に全国で一斉発売された。賞金と当せん本数は、5億円の1等が49本、1億円の1等・前後賞が98本、そして2千万円の2等が98本だ。また、同時発売される「年末ジャンボミニ7000万」は1等(7000万円)が190本用意される。1等・前後賞合わせて7億円は宝くじ史上最高額タイとなる賞金だ。

年末ジャンボ宝くじとは、年に5回行われるジャンボ宝くじのひとつで、その年の最後に行われる。宝くじは、すべて1枚の額面が300円であり、期待当せん金額は140~150円程度である。

ジャンボ宝くじは、1979年の第151回全国自治宝くじをサマージャンボとして発売したのが最初で、額面は1枚200円、1等の賞金は2000万円だった。そして翌1980年から年3回の発売になり、額面も1枚300円、1等賞金は3000万円となる。その後、規制緩和などにより1985年の1等賞金が5000万円、前後賞合わせて7000万円となる。1989年、ついに1等・前後賞合わせると1億円の大台を突破し話題を集めた。

現在は、ジャンボ宝くじは年に5回発売されている。毎年2~3月に発売・抽せんされる「グリーンジャンボ宝くじ」、5~6月に発売・抽せんの「ドリームジャンボ宝くじ」、7~8月頃の「サマージャンボ宝くじ」、9~10月頃の「オータムジャンボ宝くじ」、そして、11~12月頃に発売され12月31日に抽せんされる「年末ジャンボ宝くじ」だ。

宝くじの収益金は、約4割が発売元である全国の各都道府県および20指定都市に納められ、公共事業などに使われる。その他、約10%が諸経費、1%が社会貢献広報費に使われ、残りの5割弱が当せん金として、当せん者に支払われることになる。

今年も夢を求めて全国の宝くじファンが、発売と同時に長蛇の列をつくった。

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